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利尻〜礼文 3日目
どーも。プリン体大好き僕です。
きっと3日目もプリン体摂取します。
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3日目の朝はくもり。
雨じゃないだけで嬉しいなんて、どんだけ雨男なんだろう。
ここのバンガローでは、利尻のキャンプ場で隣にテントを張っていた年配の夫婦に再会しました。
この夫婦に限らず利尻〜礼文には、北海道を長期で旅している本州の人たちが多い事に気づく。
しかも利尻〜礼文はリピーターが多い。そしてかなりの確率で利尻富士に登った経験を持っている。
あー、利尻富士登りたかったなぁ。




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朝ご飯はインスタントラーメン。少なめのお湯で作り、味が濃ければお湯を足す作戦。
yutaくんのツインバーナー大活躍。室内だしすぐ出来ちゃいました。

今日の予定は礼文岳登山とトレッキング。このままの天候なら何とかなりそうだね。
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内路という町にある登山口まではキャンプ場から車で15分くらいだったかな?
8時15分。準備を終えていざ出発。登山口から頂上までの道のりは約4kmです。
登り始めに結構急な道を登ります。ちょっと息が切れる位の勾配だね。
でもそこを登りきると、そこからは緩やかな道がつづきます。

半分を過ぎる辺りから、登山らしい道に変わってきます。
途中で中年の夫婦とすれ違い、山頂は雲の中だと聞かされちゃいました。
しかも、この先にニセピークがあって「山頂だぁ!!」と思うとその先に道がありそこからが急なんだってさ。
その夫婦の言う通りまるで山頂のようなピークがありました。そこに出た途端強風が吹いてます。
しかも超寒いし、景色なんて全く見えません。完全に雲の中。
登山道は一度ニセピークから下り、そこから一気に山頂まで登る感じです。

最後の登りは結構キツかったけど、10時15分無事に山頂に到着。
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たぶん日本最北の山だよね。タイマイロックの良い記念になったよ。
しかし、景色は何にも見えません。
晴れていたら利尻富士も見えるはずだったのになぁ。
てか、今回の旅でまだ1度も利尻富士を目にしていないのだ。
山頂も風が強くて寒いので、20分程休憩してすぐに下山開始。

山頂から下り始めると、少し雲が薄くなって来た。
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ニセピークからの景色。礼文島の北側を望みます。
正面に見えるのが船泊湾で、右手が金田岬、左が雲に霞んでいるけど礼文の北端スコトン岬ですね。

景色が見えたのもこの一瞬のみ。すぐにまた雲の中。
さっさと下山して午後からはトレッキングだ〜。
休憩もしないで降りて来たので、登山口に着いたのは11時55分。
すぐに12時丁度のサイレンが鳴ります。

フェリー乗り場のある香深に移動し、ランチタイム。
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またまたisseyが食べログで検索した「かふか」というお店に入ります。
漁協の直営店らしいので味には期待できるねぇ。
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注文したのは「ホッケのちゃんちゃん焼き定食」です。
札幌で「ちゃんちゃん焼き」といえばシャケなんだけど、礼文ではホッケなんだって。
生のホッケを炭焼きにして、味噌ダレを塗ってネギをまぶします。
後は火が通ったトコから味噌と身を混ぜて食べます。

でも、何か物足りないでしょ?
そうです。アイツがいないのですよ。
もちろん抜かりはありません。
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「や〜き〜う〜に〜」
礼文と言えばプリン体、もとい、ウニだからね。
2日間は生ウニだったので、今日は焼きウニです。
生ウニとは違って、火を通してあるから香ばしいのですよ。
生もおいしいけど、焼きもウマいわぁ〜。
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お店の人が、出来上がったホッケをゴハンに乗せてくれました。
ホッケのちゃんちゃん焼き丼。超ウマい。
ごはんとの相性抜群。味噌の加減も丁度良い。

満腹になったけど、甘いものも食べたいので並びにある喫茶店に行きました。
礼文では有名なこのお店。名前は「さざなみ」といいます。
なんて事は無い喫茶店なんだけど、なんで有名なのかと言うと名物があるんです。
それは・・・
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「さ〜ざ〜な〜み〜ソ〜フ〜ト〜」
1、2、3、4、5、・・・12、13。なんと13段もあるのだ!!!!!!!!!!!!!
お店のオバチャンに「崩れるから、ソフトクリームは動かさないで顔を近づけて食べてね」とレクチャーされました。しかし、なんで13段なんだろう??
味の方は、まぁいたって普通だったね。でもインパクトは絶大でした。

お店を出るとなんと雨!!またしても雨だよ〜。
yutaくんとisseyは「霧雨だけどトレッキングなら余裕だね」とか言ってるし。
車を桃岩展望台に停めて、礼文林道コースを歩きます。
すると、isseyが探し物してます。どうやら「さざなみ」にカメラを忘れたんだって。
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スゲー中途半端な格好でさざなみの電話番号を検索中。
電話が繋がりカメラはさざなみにある事が判明し、夕方取りに行くと伝えてトレッキング開始。

桃のカタチの桃岩をまずは見に行きます。
・・・・・・・・・霧でほとんど見えません。

つぎはレブンウスユキソウの群生地をめざします。
礼文岳であったお兄さんに、レブンウスユキソウがちょうど見頃だと教えてもらっていたのです。
花の事なんて全然分からないけど「礼文島にしか咲いてない」とか聞くと見たくなっちゃうよね。

群生地までは林道を歩くんだけど、雨が強くなったり、弱まったりの繰り返し。
道ばたに色んな花が咲いてたけど、カメラが濡れちゃうし撮れませんでした。
ここの林道も晴れてたら絶対景色良いんだろうなぁ。
1時間半ほど歩いて群生地に到着。
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点々と白く見えるのがレブンウスユキソウです。ここは断崖になっていて、霧の先は崖と海。
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雨に濡れて真っ白い花が光って見えました。

来た道を引き返して展望台の駐車場に戻って来たらもう夕方です。
さざなみにカメラを取りに行き、1日の疲れを癒すために温泉へ向かいました。
日本最北の島にある温泉の名は「うすゆきの湯」です。
さっき見て来たレブンウスユキソウの事だね。

去年できたばかりなので、館内もキレイでなかなかGOOD
登山とトレッキングで疲れたからだをほぐしてくれます。

バンガローに戻り晩ご飯。
今日は外でバーベキューが出来ないから、室内ジンギスカン。
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ジンギスカンにはゲストがいます。
そいつは「漁師ナリオ」
僕の高校時代からの友人です。
実家の礼文に戻り、去年から漁師になった新米漁師ナリオ。
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勢い良すぎて、ブレまくり!!

明日yutaくんとisseyは札幌に帰ってしまうのです。
僕は一人礼文に残りナリオの家に御邪魔します。

タイマイロックで利尻富士には登れなかったけど、日本最北の山に登れたし満足です。
男だけでこうやって遊ぶ事ができるって、なかなか無いよね。
修学旅行を思い出すなぁ。枕投げならぬ、寝袋投げでもしときゃ良かったよ。
天気には恵まれなかったけど、とても思い出に残る利尻〜礼文ツアーでした。

ナリオとタイマイロックの宴は早めに終了。
なんせナリオは漁師だからさ。
明日は3時半起きだって言うしさ。
yutaくんとisseyは明日札幌まで帰らなきゃならないしさ。

明日こそ晴れて利尻富士を見たいね。

タイマイロック就寝。
by shoguntoboku | 2010-07-25 00:53 |
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